春学期を終えた小黒研

 未だ続くコロナ下で、このブログの方に手がつけられておりませんでした。春学期の小黒研を振り返ると、

 大学院生 M2:5名、M1: 3名

 学部4年生: 11名

でスタートしました。

 このうち、学部生1名が春学期に卒業研究2の発表を終え、卒業する予定になっています。

 

 また、6月半ばには、研究室からコロナ陽性者が発生し、2週間小黒研が停止したこともありました。コロナに関連すると、出張実験が認められず、昨年から止まってしまっている実験もいくつかあります。

 

 そんな中でも、5月には4名の学生が、遠隔ではありますが、学会発表を行なっており、研究活動は地道に進められています。

学会でも発表していますが、真空セルを用いた、温度可変電気抵抗測定装置を自作しました。温度を安定させる条件が見つかっていない状況ですが、近いうちに使いこなすことができるでしょう。

 こちらの超小型引張り通電試験装置は順調に動いています。これまで、あまり測定されてこなかった、超伝導特性のひずみ効果を磁場角度を変えて測定できます。磁場が小さいのが難点ですが、確実にデータが取れるようになってきました。

 これから授業がなく研究の時間が多くなりますが、国際会議に向けて、最後の追い込みを行うため、学生たちも張り切っています。他の研究室に負けないよう、頑張ってください。